腸活にヨーグルトが向かない理由と本当に腸活におすすめな食べ物を紹介します。
腸活と言えば、「ヨーグルト」と答える人も多いのではないでしょうか。
また、便秘の解消やダイエット目的で毎朝、ヨーグルトを食べている人も多いかと思います。
結論から言うと、半分正解で半分間違いです。
もちろん毎日ヨーグルトを食べる事で、効果の出る人もいるかも知れません。
ただ、どうでしょう?
毎日ヨーグルトを食べて、効果を感じている人はどのくらいいるのでしょうか。
実際に統計をとっている訳ではないので、不確実な事は言えませんが、実際に効果を感じている人というのは少ないように感じます。
本記事では、ヨーグルトが腸活に不向きな理由と本当に腸活に良い食べ物を紹介します。
腸活についての正しい知識を持ちたい方はぜひ記事をご覧ください。
ヨーグルトが腸活に向かない理由
腸活を適切に行うには、乳酸菌などの善玉菌を優位にさせる為の菌を腸にまで届ける必要がありますよね。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸まで届かない
腸活に代表されるようなヨーグルト(動物性)は腸にまで乳酸菌が届かない可能性があります。
動物性乳酸菌は牛乳の乳糖をエサにして、30~35度に保温され、厳密に衛生管理された環境でつくられます。これは、低温だと育たず、他の菌と共生することができないからです。
その為、胃酸や胆汁酸などに負けてしまい、腸にまで乳酸菌が届きにくいという事なのです。
それに対し、植物性の乳酸菌は、
豊富とはいえない野菜のブドウ糖をエサに育ちます。漬物だるの中は塩分や酸が多く、しかも、寒い場所に置かれます。これは、菌にとっては過酷な環境。さらに、ヨーグルトほど衛生面は厳密に管理されないため、入り込んできたさまざまな細菌や酵母と生存競争をしながら生き延びます
植物性乳酸菌は厳しい環境下においても、その他の菌と共存しつつ、育つ為胃酸や胆汁酸などにも負けずに腸にまで届きやすいということになります。
日本人は乳糖不耐症
さらに、ヨーグルトが腸活に不向きな原因として、日本人の多くが乳糖不耐症である事が原因にあげられます。
乳糖不耐症とは、乳製品に含まれる乳糖が日本人の身体の構造上、分解しづらいという事。
乳糖を分解する為の消化酵素である、ラクターゼの分泌が少ないからです。
特に、大人になるにつれてラクターゼの分泌が減る人が多いというのも特徴です。
大人になってから、牛乳を飲むと下痢や腹痛になったという経験のある方も多いのではないでしょうか。
日本人(アジア人)に乳糖不耐症の人が多いことから、私たちに乳製品はあまり合わないという事です。
腸活の為に乳製品を摂っても、下痢や腹痛を起こしてしまっては元も子もないですしね。
腸活には植物由来の発酵食品を摂りましょう
では日本人にはどんな食物が腸活に適しているのでしょうか。
動物由来の発酵食品(ヨーグルト)よりも植物由来の発酵食品が日本人には適しています。
植物由来の発酵食品がどんなものがあるのか紹介していきます。
代表的な植物由来の発酵食品
味噌
ぬか漬け
キムチ
ザワークラウト
パン
お酒
特にザワークラウトは最強
発酵食品には様々な種類があり、発酵食品に含まれる菌も様々です。
発酵食品に含まれる菌の中には熱に弱いものもあり、火を通したり発酵の過程で熱を使うものよりも熱を使わない食物がおすすめです。
その中でもザワークラウトは発酵食品の中でも最強だと言われています。
腸活に最強のザワークラウトとは
ザワークラウトとはドイツの伝統的な漬物であり、ソーセージや肉料理などの付け合わせとして出ることが多いです。
また、保存がきくので保存食としても最適な料理でもあります。
ザワークラウトの作り方は簡単
・煮沸消毒した保存瓶に詰める(ローリエ、キャラウェイシード、赤唐辛子などのスパイスもお好みで)
・重しをして3日〜7日寝かす(夏は冷蔵庫にて)
まとめ
・乳製品に含まれる乳糖が日本人の身体の構造上、分解しづらい
・腸活には植物由来の発酵食品がおすすめ
・簡単に作れるザワークラウトは最強
いかがだったでしょうか。
腸活は継続することがなにより大事です。
簡単に作れるザワークラウトで、つらい便秘や肌荒れとおさらばしましょう。
コメント