誰とでも仲良くでき、いつもたくさんの人に囲まれている人たちが、楽しそうで羨ましいと思った事はありませんか?
また、その外交的な人たちと自分を比較してしまい、自分の事を悲観してませんか?
交友関係が多い事が本当に良い事なのでしょうか?
実は内向的な人にとっては、交友関係がたくさんあるという事が良いとは限らないという事が分かっており、むしろ少ない方が幸せになれるという事もあるのです。
本記事では、内向的な人が友達や交友関係が少なくても良いという理由をを4つ紹介したいと思います。
内向的な人はもちろん、外交的な人にも是非、読んでいただき、交友関係を良くするきっかけにしていただければと思います。
内向的な人は友達が少なくて良い4つの理由
1:オーバーワークになる
内向的な人は広く浅く交友関係を築くより狭く深く交友関係を築く方が幸せになれます。
内向的な人は外交的な人よりも刺激に敏感です。
他人からの刺激に強く反応してしまう内向的な人にとって、たくさんの人と付き合う事はストレスが溜まってしまいます。
また、内向的な人は人1人のへの使うパワーが外交的な人よりも多いのです。
ゆえにたくさんの人と付き合うと、パワーが足りず、オーバーワークになってしまいます。
2:ダンパー数
人間には交友関係の維持が出来る人数が決まっています。
ですので交友関係というのは多ければ多いという事ではないのです。
イギリスの人類学者ロビン・ダンパーによれば、
平均的な人間の脳の大きさを計算し、霊長類の結果から推定する事によって、人間が円滑に安定して維持できる関係は150人程度であると提案した。
ダンバーはこれについて、「もしあなたがバーで偶然出会って、その場で突然一緒に酒を飲むことになったとしても、気まずさを感じないような人達のことだ」というように咬み砕いて説明している。
150人も一緒に飲める人がいるかな?と僕は思いましたが、150人程度の交友関係が人間の限界であるのだとダンパーは言っているのです。
3:人間は成長する
人間が成長するという事は変化するという事であり、変化すれば自分の交友関係は変わっていきます。
人間は自分と同じような価値観を持っていたり、共通点の多い人に好意を持つようになります。
これを類似性の法則と言い、心理学では様々な研究によって実証されています。
人間的に成長しない人は別ですが、交友関係が変わる事でそれまで仲の良かった人とは価値観や話が合いにくくなってくると思います。
昔の友人を切る必要はありませんが、合わない人とこちらから無理に合わせて付き合う必要は無いという事です。
成長を望むのであれば、新しい今の価値観と合う人、またはこれから未来、自分がこうなりたいと思える人と付き合いをしていくと良いでしょう。
さらに内向的な人というのは、興味が無いものには全く興味を持てないという性質があります。
ですので、価値観の合わない人との付き合いはただのストレスにしかならないのです。
4:他人からの影響を多大に受ける
内向的な人は他人からの影響を多大に受けるので、自分の人生を他人に影響されやすいのです。
外交的な人や強気の人などにこうと言われたら、そうなんだ・・とすぐに受け入れてしまいませんか?
感受性や共感能力が高いゆえの弊害でもあります。
ですので、誰のそばに居るのかというのがとても大事であり、そばに居る人を間違えると、あなたの人生は破滅へ向かっていくでしょう。
変な人と付き合うくらいなら、引きこもっている方がマシとも言えます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
交友関係を多くすることよりも、取捨選択し、より良い人と付き合っていく事の方が大事だと思ってもらえたと思います。
ですので外交的で常に色んな人に囲まれて楽しそうにしている人を見て羨ましがったり、比較して悲観をする必要が無いのです。
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