瞑想と聞いて、宗教かなにか?
と感じる人も多いかと思います。
しかし、瞑想はリラックス効果や集中力のアップなどの効果があり、その効果は様々な研究により実証されています。
グーグルやインテル、フェイスブックなどのアメリカの企業では仕事の生産性を高めるために瞑想が導入されていたり、トップアスリートやスポーツチームなどが大舞台で最大限のパフォーマンスを発揮するために、瞑想を取り入れています。
最近では日本でも一般的になりつつあります。
そんな瞑想ですが、実は内向的な人にこそオススメしたいのです。
本記事では内向的な人が瞑想をする事で人生が変わる理由と効果的な瞑想の方法を紹介します。
内向的な人が瞑想をすると人生が変わる4つの理由
周りの目が気にならなくなる
内向的な人は周りの目が気になってしまう人が多いです。
自分が他人からどんな風に見られているかが気になって仕方がありません。
しかし、瞑想をすることによって、周りの目が気にならなくなります。
瞑想をすることによって、精神が安定しますので、論理的に物事を考えることができるようになるからです。
物事をしっかりと俯瞰(ふかん)し、客観的に見れるようになるので、自分がどのように見られているかという余計なことは考えなくなるので、今するべきことや自分のやりたいことに集中することができ、人生が楽しくなります。
目の前のことに集中できる
瞑想をすることで、集中力が格段に上がります。
人間は五感によって様々な大量の情報を脳が処理をしています。
そのため、ノイズの多いこの世界では、ノイズにより気がつかないうちに集中力を削がれているのです。
瞑想にはマインドフルネスという「今ココ」という概念があります。
瞑想をすることによって過去や未来は関係なく、「今ココ」に集中することができるようになります。
特に内向的な人は外部からの刺激にとても敏感に反応をしやすいため、様々なものに集中力を削がれてしまいますので、瞑想を取り入れることをオススメします。
自分をコントロールすることができる
・ダイエット中なのに、食べ放題に行ってしまった
・毎朝早起きすると決めたのに、ついつい二度寝をしてしまった
このうような経験のある人は多いのではないでしょうか。
これは自制心が低いということが原因です。
瞑想をすることで自制心が高まることが分かっています。
その結果、自分をコントロールできるようになるので、自分の望む人生が手に入りやすくなります。
実はダイエットに一番効果的なことは瞑想をすることなのかもしれませんね。
他人からコントロールされることを防げる
自分は自分で自分のことをコントロールできていると思っている人は多いかもしれませんが、ほとんどの人は自分で自分のことをコントロールできていません。
・スマホを開いたら、気がついたら時間が過ぎていた
・買うつもりもない物を衝動買いをしてしまった
このような経験がある人も多いのではないでしょうか。
これは、自分が自分で選択した行動ではなく、実は他人から戦略的に行動を促されているのです。
このように自分をコントロールができず、受動的に行動をしてしまうと、他人からコントロールをされながら生きてしまうことになります。
内向的な人は他人からの影響を受けやすい性質でもありますので、自分で自分の選択をできるようになるためにも瞑想を取り入れましょう。
1日10分!効果的な瞑想のやり方
瞑想には様々な方法がありますが、ここでは簡単にできる、呼吸瞑想のやり方を紹介します。
1日10分で良いので、是非試してみて下さい。
姿勢
瞑想では姿勢がもっとも重要です。
姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、効果が半減してしまう可能性もあるので、注意しましょう。
座り方
瞑想の座り方は結跏趺坐(けっかふざ)半跏趺坐(はんかふざ)と呼ばれる難しい座り方でやる方法もありますが、初心者はあぐらで全然オッケーです。
背筋をしっかり伸ばして、あぐらをかきます。
お尻の下にクッションや坐蒲(ざふ)を入れて骨盤を安定させましょう。
そうすることでつらくなりにくく、背筋も伸びやすくなります。
目線
瞑想時の目線は楽な角度にしたいので、少し顎を引いて斜め下に向けるのがベストです。
目は閉じるか、ぼーっと半目で一点を見つめるようにして下さい。
腕の位置
肩は完全に脱力をして、手のひらを天井に向け、膝の上に手をおきましょう。
そうすることで、胸が開きやすくなります。
呼吸
呼吸は基本的には鼻呼吸で行いましょう。
腹式呼吸でも、胸式呼吸でもどちらでもオッケーです。
呼吸をする時はとにかくゆっくりすることを心がけて下さい。
鼻から5秒くらいかけて吸い、鼻から7秒くらいかけて吐きます。
意識
呼吸瞑想では呼吸に意識を集中させます。
鼻から入ってくる空気が肺に入り、鼻からゆっくり出て行くのを感じながら意識をしましょう。
人間には五感がありますので、瞑想中に足がムズムズしたり、外の音が気になったり、または雑念が出てくることもあるでしょう。
そう感じたときに、呼吸に意識を戻すということを忘れずに行って下さい。
雑念が出た時に、呼吸に意識を戻す作業こそが、あなたの自制心を鍛えてくれるのです。
さあ瞑想をはじめよう
・過去や未来は関係なく、「今ココ」に集中することができるようになる
・自制心が高まり、自己コントロール能力が上がる
・自分で自分の選択ができるようになり、他人からコントロールされなくなる
・クッションや坐蒲をお尻の下に入れて、あぐらをかく
・目線は少し顎を引いて斜め下に向ける
・肩の力を抜いて、手のひらを天井に向け、膝の上に手をおく
・鼻から5秒くらいかけて吸い、鼻から7秒くらいかけて吐く
・呼吸に意識をおき、乱れたら、また呼吸に戻す
いかがだったでしょうか。
内向的な人は瞑想をした方が良いことが分かったと思います。
瞑想は効果を感じるまでには少し時間がかかるので、継続をすることがとても大事です。
自分の人生を変えたい、良くしたいと思うけど、何をして良いのかわからない方は、ぜひ、自分の毎日の習慣の中に瞑想を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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