人とのコミュニケーションで悩んでる人って多いのではないでしょうか。
・自分の言っている事を信用してもらえない。
・商談がうまくいかない。
・女の子を口説けない。
コミュニケーションをとる上で1番大事なことは相手に信頼される(ラポールを作る)ことです。
ラポールを作る事ができれば、恋愛では意中に人に好意を持ってもらえるようになり、ビジネスでは商談がうまくいくようになります。
そこで今回はラポールを作り、いとも簡単に自分の話を相手に聞いてもらえるようになる禁断のテクニックであるコールドリーディング を紹介します。
本記事でわかること
・コールドリーディングに利用する3つの人の心理とはなにか
・タイプ別にヒットするテクニック
恋愛やビジネスが劇的にうまくいくコールドリーディング とは
コールドリーディング(Cold reading)とは
直訳すると事前準備をせずに占うこと(その人を読むこと)となります。
相手の過去や未来、性格などを読むことにより、
「この人だけは私のことを理解してくれている!」
と思わせることで、信頼を得るテクニックとなります。
占い師が自分の過去を当ててくるとその人の言う事を信じるようになりませんか?
むしろ「どうしたらいいですか?」と身を乗り出して聞きたくなるようになりませんか?
人間は自分の事を理解してくれる人の言うことを信用するのです。
残念ながらエセ霊能者やエセ占い師、詐欺師などが人を騙す為に使っている事も多いのが現状です。
そういった騙しに遭わない為にも知識を付けて自分を守り、また自分や大切な人をハッピーにする為に使ってもらえることを願います。
3つの人の心理を利用する
バーナム効果
・あなたはこれまでの人生の選択や行動は本当に正しかったのだろうかと疑問に思う事がある。
・あなたは人から好かれたい、認められたいという欲求が強い。
どうでしょうか?
あなたにも当たりませんか?
バーナム効果とは誰にでも当てはまるであろうありきたりな言葉をあたかも自分だけの事のように感じる事。
人間にとっていかなる時も一番関心のあるものは自分自身です。
それがゆえに誰にでも当てはまりそうな言葉がいかにも自分だけのことのように感じてしまうのです。
セレクティブメモリ
直訳すると選択的な記憶という意味になります。
人間の記憶というものは曖昧で、全ての出来事を記憶しているわけではありません。
膨大な記憶の中で自分にとって都合にいい事や印象の大きいものを記憶として選択しているのです。
例えばあなたが誰かにリーディングを仕掛けたとして、80%を外してしまっても20%が相手のとって印象が強く、ヒットしたとすれば外した80%は忘れ、ヒットした20%がその人の記憶に深く刻まれるのです。
アンビバレンス
人間の心というものはもともと矛盾しており、誰にだって二面性があります。
意思の強い人が挫折した時は自分は意思が弱い人間だと思ってしまったり、優しい人が優しいがゆえに他人の無神経さに腹が立ってしまい、自分はなんて優しさのない人間なんだろうと思ってしまったりします。
・一見自信があるように見えるけれども、心の中はくよくよしたり不安になってしまう事がある。
要するに相反する二つの面からその人を評価すれば必ずヒットするという事です。
タイプ別にヒットするテクニック
ストックスピール【おおよその人に利用できる】
人は誰しも他人とは違う人生を生きていると思い、自分だけの悩みを持っていると考えています。
しかし実際には誰もが同じような経験をし、同じような悩みを持ちます。
ですので、性別や職業、ある程度の年齢が分かれば、その人にあったリーディングを作る事ができます。
このように誰もが体験しそうな、リーディングのネタになりそうなことをストックスピールと言います。
・あなたは自分に対して厳しすぎるところがある
Meタイプ/Weタイプ
ただ、ストックスピールだけでは曖昧で大雑把すぎることがあります。
その為、相手の外見からタイプ別に絞り込み、ストックスピールの制度を上げる方法があります。
ざっくりと2タイプで分けて見てみましょう。
Meタイプ
特徴
Meタイプは”私”を基準に物事を考え、感じ、行動をします。
自分をしっかり持っており、責任感があり、頭が良いタイプです。
反面、利己主義であり、気難しく、何を考えているのか判らないタイプでもあります。
普段は無口で、内向的な性格で、犬か猫を飼うなら、猫です。
仕事に対するモチベーションは”自己実現”にあるので、「君にしかできない仕事だ」などと言われるとモチベーションが上がります。
外見
・肩から掛けるバッグは左手側にかけ、カバンは右手に持つ。
・手を組む時は左手の親指が上にくる。
・腕を組む時は右手の親指が上にくる。
・小さな音を聞く時は左耳を傾ける。
・アイコンタクトは少なく、短い。
・周囲と同じようなファッションを好む。
Meタイプに効きやすいストックスピール例
・あなたはグループで群れるより、1対1の交友関係が好きですね。
・職場に苦手な人がいますよね?その人はプライバシーに土足で踏み込んで来るような人ではないですか?
・あなたはまだ自分の力を出し切っていません。何か内緒で企んでいる事があるでしょう。
Weタイプ
特徴
Weタイプは”私たち”を基準に考え、感じ、行動をします。
比較的、誰とでも友達になれ、人懐っこく、協調性のあるタイプです。
反面、他人に影響されやすいため、自分の意見がないタイプでもあります。
また、感情の起伏が激しく、空気が読めないと評価される事もあります。
外向的で、社交的な性格で、犬か猫を飼うなら、犬です。
仕事のモチベーションは”奉仕”にあるので「キミのおかげでみんな助かるよ」などと言われるとモチベーションが上がります。
外見
・肩から掛けるバッグは右手側にかけ、カバンは左手に持つ。
・手を組む時は右手の親指が上にくる。
・腕を組む時は左手の親指が上にくる。
・小さな音を聞く時は右耳を傾ける。
・アイコンタクトは多く、長い。
・派手めなファッションを好む。
Weタイプに効きやすいストックスピール例
・あなたは仲の良い人と喧嘩をしても、翌日には持ち越さない、さっぱりした人です。
・職場に苦手な人がいますよね?その人は神経質で、細かい事を気にするような人ではないですか?
・あなたはとても行動力があり、グダグダ考えるより、とにかくやってみようというタイプですね。
まとめ
コールドリーディングの基本的なテクニックについて紹介させてもらいました。
まずは相手の外見を観察し、そしてその人に合ったストックスピールを使う事で、
「この人の言うことは信頼出来そうだな」
と思ってもらえるようになりやすく、その先のコミュニケーションや商談、お願い事が円滑に進んでいくようになっていきます。
外したり、失敗してとしても、セレクティブメモリにより、その人の記憶にはほとんど残らず、当たったところだけが強調されてその人の中に記憶として残りますので、どんどんチャレンジしていく事をお勧めします。
この他にも様々なテクニックがありますので、自分流にアレンジしながら、対人関係の不安を取り除く為のひとつの武器として活かしてみてはいかがでしょうか。
参考書籍
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